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#06 | 伊藤潤二『マニアック』

伊藤潤二マニアック

Netflixにて2023年1月19日世界独占配信
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STORY

#06「黴」

海外に赴任している間、建てたばかりの家を嫌いな教師に貸した。久しぶりの我が家に帰ってみると、そこは変わり果てていた。壁も、天井もカビだらけになっていたのだ。そのカビの原因を探っていくうちに、恐ろしい出来事が起こる。

赤坂
赤坂CV 平川大輔

海外に赴任している間、自宅を嫌いな教師に貸していた。しかし、赤坂が帰国すると自宅は変わり果てており……

平川大輔
平川大輔

▼演じることが決まってどう思いましたか
 「伊藤潤二『コレクション』」の時にも作品やイベントに出演させていただきましたが、今回の「伊藤潤二『マニアック』」でもお声がけいただき、純粋に嬉しかったです。
原作の『黴』を読ませていただいた時は、足元からヒタヒタと迫ってくるような何とも言えない恐ろしさを感じ、収録が楽しみなのと同時に、このえも言われぬ恐怖感を表現していくことへの責任と緊張感がすごく増したことを覚えています。

▼演じるキャラクターの魅力を教えてください
 少し気難しいところや、こだわりの強い部分もありはしますが、比較的普通の青年だと思います。それにせっかく新築で家を建てたんだから大事に綺麗に使いたいと思うのは至極当然のこと。自分の大切なものを知らない間にあんな風にされたら誰でも…ねぇ…。
▼アニメを楽しみにしている皆さんへ
「伊藤潤二『コレクション』」に続き、今度は「伊藤潤二『マニアック』」!皆さんお待たせ致しました!今回も色々なストーリーで、皆さんを「唯一無二の恐怖と奇怪の世界」へと誘ってくれること間違いなしです!どうぞ存分に味わって下さいませ!

誠二
誠二CV 岡野浩介

赤坂の弟。赤坂の自宅が変わり果てた理由に心当たりがあるようで…

岡野浩介
岡野浩介

▼演じることが決まってどう思いましたか
アメリカの漫画賞アイズナー賞を受賞し続けている伊藤潤二さんの作品ということで、台本をいただくのが楽しみでした。
コミックは何冊か読ませていただいているので、耐性はあるつもりだったんですが…これは夜中に読んじゃダメなやつだった。
▼演じるキャラクターの魅力を教えてください
普通の人です。
もしかしたら皆さんの近所にもいるかもしれないような。
そんなごく普通の人が…という感じですね。
内容書かずに説明するのは難しいな(笑)
▼アニメを楽しみにしている皆さんへ
あの伊藤潤二さんの作品ですから、容赦なく怖いや気持ち悪いがあなたを襲うでしょう。
ホラーが得意な(大丈夫な)人は是非観て、鳥肌立っちゃってください!
苦手な人は遠くからそっと観て、大丈夫そうだったら近くにどうぞ。

呂木
呂木CV 魚建

魚建
魚建

▼演じることが決まってどう思いましたか
正直ですね、避けて通ってきた世界観でありまして…怖がりなもんでして。でもこの仕事してたら直面してしまうことがよくあるんですよ。なんて言うんでしょう…決まった時は頭の方の毛穴がザワザワと開き始めて、体温が少し下がった気がします。あぁ…あの方と出会った時の興奮がありました
▼演じるキャラクターの魅力を教えてください
【黴】って読めます?あるいは【かび】って漢字で書けますか?どちらも出来なくても暮らしにさほど影響ないと思いますが、書けたり読めたりしたら一歩前に進めたりするもんです。そしてその先で、彼らは「寄生」するということを知るでしょう。寄生ですよ。自分らの都合のいいように忍び寄って来るんです。ジワジワ近づいて来てハビこるあの感じ。あ、いませんか?貴方の近くに
▼アニメを楽しみにしている皆さんへ
気になっちゃってツイツイ…癖になりますよね、わかります。フタを開けてしまうんです。次から次へと。アニメと化した伊藤先生の世界。一緒に楽しみましょう。だって…

#06「蔵書幻影」

書庫は恐ろしい数の蔵書で溢れていた。五郎はその蔵書に異様な執着を見せる。1冊の蔵書がなくなり、さらに五郎はおかしくなっていく。

白崎五郎
白崎五郎CV 梶裕貴

蔵書に異常なまでの執着を見せる男。幼少期から日記を書く事を欠かした事がない。

梶裕貴
梶裕貴

▼演じることが決まってどう思いましたか
「伊藤潤二『コレクション』」の際、「超自然転校生」にて束野稜を演じさせていただき、その作品世界に圧倒されたことを覚えています。”複雑な芝居が求められる、難解な要素の詰まったキャラクター”といった印象が強かったので、今回ふたたびお声がけかいただけたことが嬉しくもありつつ…登場人物の魅力を上手く引き出せるだろうか、とプレッシャーも感じました。
▼演じるキャラクターの魅力を教えてください
吾郎は、とても責任感が強く、家族想いの青年だったのだろうなと。しかし、その真っ直ぐ過ぎる愛情や真面目さは、時として狂気と紙一重。そんな脆さや危うさなどを秘めたアンバランスな雰囲気が、彼の人間らしい魅力に繋がっているのかなと感じました。かなり早いテンポで物語が展開していく構成だったので、自分の中に吾郎を落とし込むまでは大変でしたが、いざ収録が始まってみると、自分でも驚くような集中力で、楽しく演じさせていただくことができました。
▼アニメを楽しみにしている皆さんへ
「伊藤潤二『マニアック』」が帰ってきます。今回も唯一無二のフィルムでもって、視聴者の皆様を楽しませてくれるはず。僕自身、今から放送が楽しみです。個人的お薦めポイントとしては、朗読部分。いくつもの作品を、いくつもの声で、あらゆる感情を込めて読みました。果たして、演出としてどのように組み込まれているのか──そのあたりにも注目してご覧ください。

香子
香子CV 半場友恵

五郎と一緒に暮らす女性。蔵書に執着する五郎をいつも心配している。

半場友恵
半場友恵

▼演じることが決まってどう思いましたか
伊藤潤二『コレクション』に引き続き『マニアック』にも参加させていただけると伺って、素直に嬉しかったです。実は富江が大好きなので、OVAで富江と会話した時は震えました(笑)
今回演じた香子はまた全然違った立ち位置のキャラクターなので、新たな気持ちでもう一度この世界に没入できるなんて本当に贅沢だなと思いました。
▼演じるキャラクターの魅力を教えてください
原作をご存知の方はお分かりだと思いますが、映像作品として香子をどう扱うのか、私自身とても興味がありました。五郎の身を心から案じる、美しく控えめで優しい女性・香子。そんな彼女から漂う不思議な違和感に気付いていただけたら嬉しいです。
▼アニメを楽しみにしている皆さんへ
とにかく、梶くん演じる五郎さんは圧巻です!私自身も早く完成版を見たくてウズウズしています。お話の展開的にも、何度か見返したくなること必至のこの「蔵書幻影」。是非、楽しみにしていてくださいね!